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修羅



  

聞いたよ。

君はもう要らなくなったんだってね。
もう用済みなんだって。
君だけが気付いてないんだって。
みんなの笑いものだって。

それでも君はそうするしかないんだね。
ほかの事など考えられないくらい、おんぼろだから。

薄汚れて、醜い修羅になって、君はどこに行くのかな。
 
  
 
  ・・・

 


  ・・・

※ このブログは「土曜日、公園にて」に掲載した“お話”を修正・加筆したものです。最新の“お話”は「土曜日、公園にて」に不定期で掲載しています。

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作者 “hirobot” について

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